精道三川台小学校

長崎市の私立小学校

6年 理科実験 part IV「Mg(マグネシウム)の燃焼」燃やしたらどうなる?

6年 理科実験 part IV「Mg(マグネシウム)の燃焼」燃やしたらどうなる?

6年理科では、これまで“スチールウール”、“銅粉”を燃焼させその重さを比較し、金属は燃えると重くなることを確認しました。
今回はMg(マグネシウム)です。

マグネシウムは燃えると白い灰のようになります。
まず、各自でマグネシウムを燃やしてもらい、燃え核を観察し重くなるか軽くなるかを予想してもらいました。

その後実験です。
煙もたくさん出るので、屋外で演示実験をしました。
マグネシウムは、むかし写真撮影のフラッシュにも使用されていたもので明るい光を放ちながら燃えます。

マグネシウムを燃やす前に天秤に載せ釣り合わせておきます。

明るい光を放ちながら燃えます。

燃えた後には白い灰が残ります。

重さを確認すると、、、
重くなったことがわかりました。

 

次の時間に割り箸で同じ実験をしました。

「割り箸を燃やすとその重さはどうなるか」
みんなに予想をしてもらうと、「重くなる」と「軽くなる」と意見が半々に分かれました。

重くなる理由:「これまでの実験で燃やすとみんな重くなったから」

軽くなる理由:「火事などで家が燃えた時など、残ったものの分量を見ると、どう考えても重くなるとは考えにくい」

 

その後、実際にMg(マグネシウム)と同じようにして燃やし、重さを比べてもらいました。
これは燃やしている時点で、割り箸がどんどん小さくなり灰になっていく様子を見て、軽くなっていることが容易にわかりました。
天秤に乗せ確認すると、確かに軽くなっていました。

 

ここでまとめです。

この学年は、5年生の時点で仮説実験授業研究会の「もしも原子が見えたなら」と言う授業書を使って原子分子の学習をしています。
なので、原子分子の考えを用いてこの現象の説明をしていきました。

前日の実験よりスチールウールは燃えると重くなることを確認していますので、酸素がスチールウールにくっついて重くなったことがわかります。

この現象を説明すると
鉄 + 酸素 → 酸化鉄

銅の場合は
銅 + 酸素 → 酸化銅

マグネシウムの場合
マグネシウム + 酸素 → 酸化マグネシウム

割り箸の場合
割り箸はそのほとんどがセルロースと言う物質で出来てます。
セルロースは炭素と水素と酸素がくっついて出来たものです。

炭素 + 酸素 → 二酸化炭素
水素 + 酸素 → 水

※ 酸素は助燃性の物

という事で、割り箸の場合酸素がくっついて出来る物質は気体となって逃げていくので重さが軽くなることを学習しました。

補足として、生物起源のもの(木材、紙、布、石炭、石油、アルコールなど)は炭素と水素がその原料となっているので、燃えると軽くなることも学びました。

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