精道三川台小学校

長崎市の私立小学校

1月のモットー「清貧」

1月のモットー「清貧」

11月23日、教皇フランシスコがローマ教皇としては38年ぶりに来日なさいました。
その際の日本のフィーバーぶりは記憶に新しいですが、この方は質素を好まれるということでも話題になったことを覚えています。
枢機卿時代、移動はバス・電車、小さなアパートで自炊生活、ローマに移動する際もエコノミークラスで移動なされたなどなど、尊敬の念しか浮かびません。
私たち人間は、何かを過剰に持つと「自分が強くなった」と勘違いしてしまいます。
例えば、車の運転になると性格が変わったように荒くなる人、多くのお金を持っていて偉そうにする人、権力や力のある人を友人に持ってあたかも自分も強いかのように振る舞う人などなど、よく聞きますよね。
「自分の力」以上の力を手に入れるから、虚勢を張り、そのような振る舞いをする。
そのとき、私たちはもはや「本来の自分」ではなくなっているのではないでしょうか。
13年前の1月、私の母は1年半の闘病の末、他界しました。
入院せずに自宅で緩和療法を受けながら、自分の死が刻々と近づいているのを認識しつつ、母は自分の葬式用の写真を撮ったり、葬儀の契約をしたり、自分の持ち物を一つひとつ近親者に与えたりしていました。
そのときに私に言った言葉が心に残っています。
「人はね、身体ひとつで産まれ、何一つ持っていくことなく死んでいくのね。だから、身分相応のものに囲まれて、穏やかに暮らすのが一番いいわよ。欲張ることなく生きていきなさいね。」
その時のとても穏やかな母の微笑みが目に焼き付いています。

本校では、毎日の生活の中で、特に注意して果たしていく徳目を月ごとに決めています。
児童生徒のみならず、教職員も意識し、それぞれの年齢にあった目標を掲げています。
また毎月、学校新聞「たけうま」に教員が交代で、その月のモットーについて書いています。
各月のモットーは、以下の通りです。

モットー
4月礼儀
5月敬愛
6月勤勉
7月友情
8月英雄的瞬間
9月責任感
10月誠実
11月秩序
12月寛大
1月清貧
2月剛毅
3月感謝

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