
世界自然遺産「ブルーマウンテンズ」へ
今日は、レッドフィールド校から車で2時間弱かけて、目的地であるブルーマウンテンズへとやってきました。
ブルーマウンテンズは、オーストラリアのニューサウスウェールズ州にある世界自然遺産に登録された地域です。
ユーカリの森が広がり、その油分が日光に反射して青く見えることからその名が付けられました。
特に有名なのは、三姉妹の伝説を持つ「スリー・シスターズ」という奇岩です。
①レイルウェイ
世界で最も急勾配の旅客列車に乗りました。
出発してまもなく最大斜度60度に達し生徒達も興奮した様子でした。
②ウォークウェイのトレッキング
古代から変わらない温帯雨林を巡る散策路です。
指先がかじかむほどひんやりとした寒さの中をトレッキングしました。
中には、半袖になる猛者もいました。
②ケーブルウェイ
収容人数84名のシーニック・ケーブルカーはオーストラリア最大のケーブルカーです。
断崖の頂上と545メートル下のジャミソン渓谷との間を往復し、中からは絶景が見れました。
③スカイウェイ
ふたつの断崖の間を滑らかに進むシーニツク・スカイウェイ。
床がガラス張りなので、ジヤミソン渓谷の真上を空中散歩する気分を味わえました。
また、標高270メートルを誇るオーストラリアでは最も高いケーブルカーで、そこからは壮大な「カトゥーンバ滝」が見れました。
④スリーシスターズ
ブルーマウンテンズのアイコンとして、スリーシスターズという奇岩があります。
これはアボリジニーの伝説に基づいています。
たくさんバリエーションがあるのですが、ここではその中で1番切ないバージョンを紹介したいと思います。
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「昔々、この地方には魔王が住んでいました。
そしてある時、魔王は、美しい3人の姉妹を連れてくるように言いました。
それを可愛そうに思った父親がその場を逃れるために、魔術師に頼んで3人を岩に換えて、しばらくほとばりがさめるまで、そっとしておこうと思い、3姉妹を岩に換えました。
ところがそれを魔王が知ったのです。
怒った魔王は魔術師を殺してしまいました。
さらに、その魔法使いの杖はブルーマウンテンズの渓谷に落ちて紛失しました。
それで3人の娘は、岩の姿から戻ることが出来なくなり、父親は今でも鳥に姿を変えてその杖を探してまわっています。」
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今日は、最高の天気にも恵まれ大自然に触れるという貴重な体験ができたのではないかと思います。
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